【おすすめ・DVD5選】自宅でサザンのLIVEを楽しもう!!サザンLIVE DVD5選

サザンオールスターズ

こんにちは。けーたろです。
元シネコン支配人です。

前回のブログで、映画「彼女が水着に着がえたら」で使用されていた、サザンのテーマ曲・挿入歌について紹介しました。

今回は、サザンのライブDVDを紹介します。

1.はじめに

2020年6月25日、8つのプラットフォームで同時配信された

『サザンオールスターズ 特別ライブ 2020「Keep Smilin’ ~皆さん、ありがとうございます!!~」』は、興行的に大成功で、有料配信チケット購入者数約18万人、推定視聴者数50万人以上という結果でした。

内容も素晴らしかったです。

曲が素晴らしいのはもちろんですが、無観客だからこそできるカメラワークや演出の数々。

コロナ禍で世界中が苦しむ中、希望に感じた方々も多かったのではないでしょうか。

今回は、DVDが発売されている過去のライブについて紹介していきます。

2.DVD紹介

1)HOTARU CALIFORNIA(1997.04.21発売)

【ライブ概要】

  • ライブ名:サザンオールスターズ スーパー・ライブ・イン・横浜「ホタルカリフォルニア」
  • 開催日   :1995年8月5日・6日
  • 会  場:よこはまみなとみらい21臨港パーク
  • 観客動員:160,000人(全2公演合計)

 

オープニング、星条旗の覆面を被った人物が現れます。
てっきり桑田さんだと思っていたら、故・西城秀樹さんが登場!

サザンのメンバーが「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」の演奏を開始。

「まさか、本人が歌うのか?」と戸惑っていると、西城秀樹さん本人が熱唱してくれたときの衝撃は忘れられません。

会場の観客80,000人全員が、一糸乱れぬ動きで「Y.M.C.A」の動きを行うのは圧巻で、西城秀樹さんのスター性に感動しました。
(後年、西城秀樹さんが出演されたTV番組で「今までで一番印象に残ったライブは?」との問いに、このサザンのライブを挙げられていました。)

「YOUNG MAN(Y.M.C.A)」の後、“ばいきんまん”のお面を付けた桑田さんが登場。

「いなせなロコモーション」「みんなのうた」でライブ冒頭から盛り上がり、ライブ後半「ミス・ブランニュー・デイ(MISS BRAND-NEW DAY)」から「フリフリ‛65」「ボディ・スペシャルⅡ(BODY SPECIAL)」
そして「勝手にシンドバット」に至る一連の流れは、当時のライブでは鉄板のセットリストでした。

また、終盤に大量の花火を打ち上げて盛り上がるなど、その後の「渚園」「茅ヶ崎ライブ」など、サザンの大規模野外イベントの“ひな形”と言えるでしょう。

 

個人的な思い出。

ライブに先立ち、1995年6月に発売された限定ベスト盤「HAPPY!」

特典に“はっぴ”が付いていて、友人とはっぴを着てライブに臨みました。

当時、現在のみなとみらい線はなく、JR桜木町駅から会場に向かいました。

会場内でふと後ろを見ると、後方にそびえ立つ仮設のスタンド席に人が埋まっている光景は、まさに“人の壁”

圧巻でした。

 

2)1998 スーパーライブ in 渚園(1998.12.23発売)

【ライブ概要】

  • ライブ名:1998夏 サザンオールスターズ スーパーライブ ㏌ 渚園「モロ出し祭り~過剰サービスに鰻(ウナギ)はネットリ父(チチ)ウットリ~」
  • 開催日 :1998年8月8日・9日
  • 会  場:静岡県浜名湖畔弁天島海浜公園 渚園
  • 観客動員:100,000人(全2公演合計)

 

サザンは、デビュー20周年という大きな節目の年

当時は、TV番組でも、20周年の記念番組が放映されていて、“渚園”はちょっとした社会現象でした。

オープニング「太陽は罪な奴」からはじまり、中盤ではセカンドステージに移動してのアコースティックセッション、お笑いコンビ「爆笑問題」のVTR出演、アンコールラストの「旅姿六人衆」まで、たっぷりとサザンのライブを堪能できます。

 

個人的な思い出。

ライブ会場は座席指定ではなく、ブロック指定。
ぼくは友人と、舞台への花道の真横に陣取りました。

マーチングバンドのオープニングアクトの後、アントニオ猪木のテーマ曲に乗って、サザンのメンバーが花道を通って入場してくると、観客からは大歓声。

「桑田~!」「原坊~!」「毛ガニ~!」などなどの歓声が飛ぶのですが、数メートルという近距離でメンバーを見るのは初めて。

いざ声をかけようとすると、
「今、声を出したら、本人に聞こえちゃう、、、」
と急にビビッて、声が出なくなってしまったのを思い出します。

 

3)SUMMER LIVE 2003「流石だスペシャルボックス」胸いっぱいの“LIVE in 沖縄”&愛と情熱の”真夏ツアー完全版”(2003.12.17発売)

【ライブ概要】

  • ライブ名:サザンオールスターズ SUMMER LIVE 2003「流石(SASが)だ真夏ツアー!あっっ!生。だが、SAS!」~カーニバル出るバニーか!?~」

 ファンクラブ限定

  • 開催期間:2003年7月28日~8月5日(全4公演)
  • 会  場:Zepp Fukuoka、Zepp Sapporo

 一般ツアー

  • 開催期間:2003年8月16日~8月31日(全6公演)
  • 会  場:ポートメッセなごや・特設野外ステージ、神戸ポートアイランド・特設野外ステージ、横浜国際総合競技場
  • 観客動員:400,000人(全6公演合計)

 特別公演

  • 開催日 :2003年9月6日・7日
  • 会  場:沖縄県宜野湾市海浜公園屋外劇場
  • 観客動員:8,000人(全2公演合計)

 

オープニング「胸いっぱいの愛と情熱をあなたへ」からはじまり、途中、まさかの「吉田拓郎の唄」「アミダばばあの唄」
アンコールラストの「YaYa(あの時代を忘れない)」まで、たっぷりとサザンのライブを堪能できます。

2003年7月から9月までのツアーを収めた4枚組のDVDです。

DISC1&2は、ツアー最終日の沖縄宜野湾海浜公園野外劇場の模様が、全35曲ノーカットで収録されています。

DISC3&4は、沖縄以外のライブの模様が収録されています。

 

個人的な思い出。

ZeppFukuokaで行われたファンクラブ限定ライブでは、会場は全席立見。
スタジアム級の会場でのライブとは違った、親近感のあるライブでした。

 

4)真夏の大感謝祭LIVE(2008.12.17発売)

【ライブ概要】

  • ライブ名:サザンオールスターズ「真夏の大感謝祭」30周年記念LIVE
  • 開催日 :2008年8月16日・17日・23日・24日
  • 会  場:日産スタジアム

 

サザンは、デビュー30周年の節目の年。

2008年5月19日に突如発表された無期限活動休止宣言と、8月に日産スタジアムで4日間にわたる“大感謝祭”が開催されることが発表されました。

大感謝祭に先立ち、新曲「I AM YOUR SINGER」(2008.8.6発売)を発表します。

オープニング「YOU」からはじまり、各年代ごとの名曲をメドレー演奏、サブステージに移動しての演奏、ライブ鉄板の盛り上がり曲など。

ライブ終盤の「I AM YOUR SINGER」では、メンバー全員がステージ前方で振付に合わせて踊り、アンコールラストは「Ya Ya(あの時代を忘れない)」

 

個人的な思い出。

最終日の8月23日に、ライブを観賞できました。

当日は、会場に本降りの雨が降りしきる中でのライブ。

このライブでは、パーカッションの野沢“毛ガニ”秀行さんが、腰痛のため不在でしたが、ライブ終盤の「I AM YOUR SINGER」で登場。

サザンオールスターズは、1978年のデビューから6名で活動してきましたが、2001年にギターの大森隆志さんが脱退し5名体制に。

今回、毛ガニさん不在による、オリジナルメンバー4名のライブを見ていると、「少ないなぁ」と感傷的になった記憶があります。

アンコール前に、メンバーにはサプライズで、スタンド席に

「WE ARE SAS FAMILY!」

という人文字が大きく浮かべました。

ライブ終了後、いつもは「また来よう。」と思いながら帰るのですが、この時は

活動再開はいつかなぁ。もしかしたら、これが最後かも、、、

と寂しい思いで帰ったのを思い出します。

 

5)SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」 胸熱完全版”(2013.12.31発売)

【ライブ概要】

  • ライブ名:サザンオールスターズ SUPER SUMMER LIVE 2013「灼熱のマンピー!! G★スポット解禁!!」
  • 開催期間:2013年8月10日~9月22日(全9公演)
  • 会  場:日産スタジアム ほか

 

デビュー35周年の2013年6月25日、サザンオールスターズの活動再開が発表されました。

また、新曲「ピースとハイライト」(2013.8.7発売)のリリースと、スタジアム・ツアー開催が発表されました。

オープニングは、5年前の“大感謝祭”でラストの曲だった「YaYa(あの時代を忘れない)」3曲目にはいきなりの「勝手にシンドバット」

新曲「蛍」では、今では定番となったリストバンドによるライトアップを行います。

アンコールラストは「希望の轍」

 

個人的な思い出。

ツアー初日の8月10日、日産スタジアムでライブを観賞できました。

ライブ中盤では、前回の“大感謝祭”でファンに預けた屋号をメンバーに返還する“儀式”があったりと、“今までどおり”の楽しいサザンのライブと、“今まで以上”の想いを感じるパワフルなライブとなりました。

 

セットリスト

各ライブのセットリストはこちらから。

出典

3.おわりに

今回ご紹介したライブDVDは、どれもサザンオールスターズの歴史上、ターニングポイントになっているライブだと思っています。

現在、サザンオールスターズの楽曲は、amazon music など、主要音楽ストリーミングサービスで配信されています。

ぜひ、機会があれば聞いてみてください。

では、また。

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